Blog / 木村智明のブログ
2017年12月14日

熟していくということ

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11月の1ヶ月近かった日本滞在。

様々な感情を伴う出来事がいっぺんに起こりすぎて、どのことに関しても言葉にまだまだあらわれてくれそうにない。

古くからの友人や、新しく出会った人々と、心温まるピカピカの真新しい思い出がたくさん出来た。お互いの人生が実際に触れ合う時間を持てるということは、真の宝中の宝だと思う。

いつもはこんなに離れているのに、一人一人の輝かしい笑顔を観ながら愛おしさに満たされ、みんな誰もが今までもこれからも、どれだけの事を大切にしながら、丁寧に毎日生活してきた/いくのかと思うと尊敬の気持ちでいっぱいになる。 心を開いた時の人の美しさ。笑顔も涙もあの輝きよう。いつもいつも会っていたい。

多くの大切な人々と、心のこもった時間を沢山過ごせたのと同時に、同じくらい大切に思っているはずの絶対どこかで会いたいと思っていた友人たちには全く会えなかったりもした。努力が足りなかったのもあるし、計画の立て方の下手さもある。時間に限界があるのが一番の理由な気もするし、時間がなくても無理矢理にでも会いに行けばよかったと今では思う。

幼馴染のKくんに東北に会いに行こうと思っていたのに。

女子会を楽しみに東海にも行こうと思っていたのに。

結局毎日「いつ行けそうか」と悩んでいるうちに連絡さえももせずにイギリスに帰って来てしまった。彼らが大切にしている毎日を、メールや写真やフェースブックとかインスタではなく、音と、匂いと、空間、時間付きで感じたかった。どんなにもっともっと世界が広がっただろう。

今回の旅で「学んだ」感じがする大きな事のひとつは、一人の生き物としての「今現在の自分の姿」のようなものかなと思う。年齢とか体力とか気持ちとか文化とか色々含めて、いい具合のような気もするし、もうすでに少々峠を超えているみたいな感じもするし、まだまだこれから何かありそうだし、全然ないかもしれない、という今の自分の人生の中での位置。

今までは、いつまでも成長したいとか、進歩/進化していたいとか、新たに変化していく方向へ常に進もうと思ってきたけれど、その全てはもしかして「若いままでいたい」という見栄やあがきからきているのでは、と疑問に思う新鮮な気持ちが生まれた良い旅になった。

人生が熟していくのであろうこの先の人生を、ちっとも恐れることはないのかもしれない。

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